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アジア株:下落、ギリシャ債務危機を懸念-ゴールドマンの判断も響く

16日のアジア株式相場は下落。 このままいけば指標のMSCIアジア太平洋指数は、3営業日での 下落率が3月以来で最大となる。欧州の財務相らがギリシャの債務 再編観測を払拭(ふっしょく)しないとの観測が根強い。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時現在、前週末比

1.5%安。指数構成銘柄のうち値上がりと値下がりの割合は約1対 4で、この日までの3営業日の下げ幅は3.1%となった。日経平 均株価の終値は前週末比90円47銭(0.9%)安の9558円30銭。

ギリシャは16日、欧州諸国と国際通貨基金(IMF)から受 け入れた1100億ユーロ(約12兆5600億円)の金融支援に次ぐ 新たな支援を要請する。ただ、IMFのストロスカーン専務理事の 逮捕で協議には暗雲も漂っている。米ゴールドマン・サックス・グ ループは、世界の景気先行きが弱含んでいるとして、日本と韓国の 株式への投資判断を引き下げた。

韓国の東国製鋼は9.4%安。ゴールドマン・サックスが同銘 柄の投資判断を「売り」に引き下げしたことが響いた。1-3月(第 1四半期)が赤字決算となった韓進海運ホールディングスは4.7% 下落。

ウエストパック銀行のシニア為替ストラテジスト、ショーン・ キャロウ氏(シドニー在勤)は、「リスクを回避すべき環境である のは確かだ」と指摘。「今夜始まるギリシャについての財務相会合 で最終的にどんな結果が出るか、不安要素が多過ぎる」と語った。

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