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今年の米成長率見通し2.8%に下方修正、商品相場高で-NABE調査

米国の今年の経済成長率は、商品 相場の高騰による消費者への影響を背景に、従来予想よりも低い伸び にとどまる見通しだ。全米企業エコノミスト協会(NABE)の調査 で明らかになった。

NABEが16日発表した調査結果によると、2011年の米国内総生 産(GDP)成長率見通しは2.8%と、2月の前回調査の3.3%から引 き下げられた。個人消費や設備投資見通しも2月予想を下回った。一 方、雇用見通しは上方修正された。

リチャード・ウォッベカインドNABE会長はインタビューで、 「商品価格の上昇で若干の懸念材料が加わったが、景気は引き続き力 強く持続可能な成長の道筋にある」と指摘した。ただ、NABEの回 答者らは商品相場の上昇に伴うインフレ加速は「おおむね一時的」と みている。

調査によると、消費者物価指数(CPI)でみた11年の生活費の 上昇率は2.8%と、2月調査の1.8%から上方修正された。米GDPの 約7割を占める個人消費支出は11年に2.8%増と見込まれ、前回調査 の3.2%増から下方修正された。

設備投資については10-12月(第4四半期)に前年同期比11.9% 増と、前回調査から0.2ポイント引き下げられた。今年12月時点の原 油相場の見通しは平均1バレル=105ドル。2月調査では93ドルが見 込まれていた。

調査は4月13日-5月1日にかけて実施され、会員企業41社が 回答した。

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