コンテンツにスキップする

米グーグルが初の起債、30億ドルの「ホームラン」デビュー

インターネット検索の米グーグル は同社初の起債を実施した。30億ドル(2426億円)の社債発行で調達 した資金を短期借入の返済に充てる。相対的な利回りは最上級格付け企 業に匹敵する水準だった。

今回の起債は「グーグルのホームランだ」と言うのはソーンバー グ・インベストメント・マネジメントの運用担当者、ロン・エリクソン 氏。「バランスシートには大量の手元現金があり、現金を持続的に稼い でいるため、グーグル債の保有には非常に安心感がある」と指摘した。

監督当局への提出書類によると、グーグルは年末時点で現金と市場 性有価証券を350億ドル相当保有していた。同社が社債市場を利用し たのは、投資適格級企業の借り入れコストが昨年11月以来の低水準付 近にあることが背景。ラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)は携帯 端末や映像の広告の拡充で支出を増やしている。

ブルームバーグの集計データによると、グーグルが起債したのは3 年債と5年債、10年債の3種類。3年債(表面利率1.25%)は同年限 の米国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)が33ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)。5年債(同2.125%)のスプレッドは 43bp。10年債(同3.625%)のスプレッドは58bp。

米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスはグーグ ルの格付けを「Aa2」、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P) は「AA-」としている。グーグルのスプレッドは他の「AA」格債を 下回った。バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数によ ると、「AA」格債の平均スプレッドは5月13日時点で105bp。

S&Pとムーディーズから最上級格付けを得ているマイクロソフト は2月に22億5000万ドルの社債を発行した。そのうち5年債(表面 利率2.5%、発行額7億5000万ドル)のスプレッドは38bp、10年 債(同4%、5億ドル)のスプレッドは48bpだった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE