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IMF専務理事の逮捕、ギリシャ支援への影響はない-エコノミストら

国際通貨基金(IMF)のストロ スカーン専務理事の逮捕は困惑させる問題だが、これによってギリシャ 支援拡充への取り組みが損なわれることはないと、エコノミストらはみ ている。

ストロスカーン専務理事(62)は15日にドイツのメルケル首相と、 16日にはブリュッセルでユーロ圏財務相らと、ギリシャのデフォルト (債務不履行)回避に向けた追加支援策を話し合う予定だった。同専務 理事にはニューヨークのホテルの女性従業員に対する強姦未遂などの容 疑がかけられている。自身は容疑を否認している。

野村インターナショナルの欧州担当チーフエコノミスト、ピータ ー・ウェスタウェイ氏(ロンドン在勤)はインタビューで、「信じ難い ほど当惑させる話で、IMFとストロスカーン氏にとり素晴らしい時で はないが、このことが現在進んでいる取り組みを損なうはずだとは思わ ない」と指摘。「ギリシャに関する協議に影響を与えることはないだろ う。つまるところ、ギリシャと政策決定に関する問題はこうしたことよ りも重要だ」と語った。

エコノミストらは、ギリシャ支援条件の再検討のための協議は、個 人でなく組織の間で行われるため、今回のような混乱には耐え得るとみ ている。

ソシエテ・ジェネラルの欧州担当チーフエコノミスト、ジェーム ズ・ニクソン氏(ロンドン在勤)はインタビューで、「ギリシャの状況 に対する決定的な打撃ではない。この問題に関するいかなる協議も、1 人の個人より大きい」と述べた。

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