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米セントルイス連銀総裁、年内の引き締め着手は「妥当」-WSJ紙

米セントルイス連銀のブラード総 裁は、事前のインフレ対策として連邦準備制度理事会(FRB)が2011 年末までに金融引き締めに着手するとの見通しは「妥当」との見解を 示した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン 版)が29日、同総裁とのインタビューの内容として伝えた。

ブラード総裁は「インフレが手に負えない状態にならないよう11 年を通じて取り組みを続ける中で、金融引き締めを開始するための措 置に着手する必要がある」と指摘。その上で、物価やインフレ期待の 上昇で、「私は若干神経質になっている」と述べた。

4月26-27日開催された連邦公開市場委員会(FOMC)では、 金融緩和政策を転換する最初の措置を何にすべきかについて「活発な 議論」が行われたという。9000億ドル(約73兆円)超の住宅ローン担 保証券(MBS)と1兆4000億ドルの米国債で構成されるFRBのポ ートフォリオの売却に反対する意見が大勢を占めたが、「どの方法が最 善かは明確ではない」とブラード総裁は語った。総裁自身は資産売却 を支持している。

同総裁は金融引き締めをどのように実施するかに関する概要の策 定が進められていると指摘した。FRBは満期を迎えた証券の再投資 を終了する形でポートフォリオを徐々に縮小する公算が大きいと、同 紙は伝えた。

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