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「メイデン・レーン」保有のベアー・スターンズ関連資産が縮小

ニューヨーク連銀が2008年の米証 券ベアー・スターンズ救済の際に設立した特別目的会社(SPC)「メ イデン・レーン」は保有資産を売却する中で、資産の減少ペースが加 速している。

連邦準備制度理事会(FRB)が28日発表した週間データによる と、JPモルガン・チェースへのベアー・スターンズ売却を同連銀が 後押しするために創設したメイデン・レーンの資産価値は27日時点で 248億ドル(約2兆100億円)。3月30日の256億ドル、設立当時の 300億ドルから減った。メイデン・レーンの資産の大半は政府保証付き 住宅ローン関連証券。

ニューヨーク連銀は米保険会社アメリカン・インターナショナ ル・グループ(AIG)救済で取得した政府保証付きでない住宅ロー ン関連証券310億ドルについて、AIGの157億ドルでの買い戻し提 案を拒否した上で、今月売却を開始した。BNPパリバのアナリスト らによると、ベアー・スターンズ関連の証券の一部が昨年、売却され たことが過去の詳細な情報開示で示唆されている。

BNPパリバのニューヨーク在勤アナリスト、アニッシュ・ロホ カレ氏とティミ・アジボラ氏は21日付リポートで、AIG関連の政府 保証付きでない住宅ローン担保証券(MBS)がメイデン・レーンⅡ によって大規模放出される中で、「メイデン・レーンⅠ(メイデン・レ ーン)の政府保証付きMBSにもそれが適用されないはずはない」と 述べた。

同連銀のジャック・ガット報道官はコメントを控えた。

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