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トヨタ車所有者らの主張認める仮決定-急加速による損失で米地裁

トヨタ自動車の車両の意図せぬ急 加速をめぐる問題で、所有車の価値が下がり経済的損失を被ったとし てトヨタ車のオーナーらが同社を相手取り起こした訴訟で、米連邦地 裁はオーナーらの主張を認める仮決定を下した。

トヨタ車のオーナーらは、急加速に関してトヨタが欠陥の開示と 修理を怠ったと訴えている。カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁 のジェームズ・セルナ判事は28日、トヨタ車のオーナーは損失または 被害を主張するための公判維持の条件を満たしているとして、訴訟を 進めることは可能だと認定した。

今回の仮決定は、オーナー側の提訴とその棄却を求めたトヨタ側 の請求を受けて下された。

ただ同判事は29日の審理で、最終決定を下す前に仮決定の幾つか の点について再検討を行いたいとの意向を表明。弁護士らに対し、原 告が公判維持のために十分な証拠を提示したかどうかについて連邦高 裁の判断を仰ぐことを検討するよう命じた。

トヨタの広報担当、セレステ・ミグリオーレ氏は電子メールで配 布した資料で、セルナ判事が連邦高裁の判断を求めるよう指摘したこ とに満足していると述べ、これは大きな影響を与え得るとの見方を示 した。

同判事は仮決定のなかで、急加速問題を米当局などに開示しなか ったことでトヨタが米消費者法に違反したことについては棄却しない 考えも示した。オーナー側弁護士のスティーブ・バーマン氏は29日の 審理前に電子メールで公表した発表文で「トヨタは米当局に急加速の 問題を開示しなかったことを含めて、一連の失敗と過失によって消費 者を裏切った」と指摘した。

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