コンテンツにスキップする

バーナンキ議長:失業や住宅が回復抑制、多くが「取り残される」リスク

米連邦準備制度理事会(FRB) のバーナンキ議長は、高い水準で推移する失業率や住宅差し押さえが 米景気の回復を抑制しており、多くの人々や地域が「取り残される」 リスクにさらされているとの認識を示した。

バーナンキ議長は29日、バージニア州アーリントンで講演。事 前原稿によると、「景気全般は緩やかに回復しており、最近は労働市 場に段階的ではあるが、一定の歓迎するべき改善が見受けられるよう になった」と発言。「ただ米経済は望ましい水準からからは程遠く、 多くの人々や地域が取り残される危険にさらされている」と続けた。

同議長は「失業率はなお高い水準にとどまっており、マイノリテ ィーや若者、教育水準の低い人々の間でその傾向が強い」と指摘。3 月の米雇用統計で失業率は8.8%と、昨年11月の9.8%から低下し たものの、FRB当局者は長期目標として5.2-5.6%を目指してい る。

さらに、住宅市場も「回復を抑制している」とし、「差し押さえ 率は引き続き極めて高く、差し押さえを回避した多くの住宅所有者も 住宅の価値が住宅ローン残高を下回るアンダーウォーター(水面下) の状態になっている」と続けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE