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欧州債:ドイツ10年債が上昇-米景気減速で安全求める動き

欧州債市場では、ドイツ10年 債相場が上昇。米経済成長率が予想を下回ったことを背景に、域内で 最も安全とされるドイツ国債に対する需要が高まった。

ギリシャ2年債利回りは過去最高を付けた後に低下した。ギ リシャの銀行による欧州中央銀行(ECB)を通じた資金調達額が2 月に減少したことが背景にある。ポルトガル2年債利回りは

12.05%まで上げ、ユーロ導入後の最高を記録。同国政府が最大10 億ユーロの3カ月物証券の入札を来週実施すると発表したことが嫌気 された。

米商務省が28日に発表した第1四半期(1-3月)の実質国 内総生産(GDP)速報値は前期比1.8%増と、拡大ペースは昨年第 4四半期の3.1%増から減速した。エコノミスト予想では2%増が見 込まれていた。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏(エディンバラ在勤)は、「米GDP統計が予想 を下回ったことから、ドイツ国債が上昇した」と述べ、「米景気減 速で米国債が買われ、ドイツ国債もこれに追随した」と続けた。

ロンドン時間午後4時2分現在、ドイツ10年債利回りは前日比 7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.26%。同 国債(表面利率3.25%、2021年7月償還)価格は0.613ポイン ト上げ99.93。米10年債利回りは6bp下げ3.30%。

ギリシャ2年債利回りは前日比49bp低下の24.91%と、12 営業日ぶりに下げた。一時は87bp上昇し26.27%を付けた。

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