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中国の大手銀、1-3月利益は予想以上-工商銀が29%増益でけん引

中国工商銀行や中国銀行など、 中国の大手銀行の1-3月(第1四半期)決算は、利益が市場予想 を上回った。利ざやの拡大と手数料収入の増加が寄与した。

28日の発表によると、利益規模で世界最大の銀行、工商銀は 前年同期比29%増益。純利益は538億元(約6760億円)となっ た。中国3位の銀行、中国銀行の利益は28%増え、同5位の交通 銀行は27%増益となった。利益はアナリスト予想を平均で5.4% 上回った。

中国人民銀行(中央銀行)はインフレ抑制に向け昨年10月以 来4回の利上げを実施したほか、市中銀行が融資に回せる資金量を 減らす措置を取っている。各行は融資拡大ペース鈍化に、法人・家 計向け融資の利益率を高めることで対応している。ゴールドマン・ サックス・グループによると、中国の銀行は11、12年に利益が 20%増加する見込み。

東北証券のアナリスト唐亜雲氏は、「今回も堅調だった四半期 決算が、銀行の資産の質劣化をめぐるかねてからの懸念が悲観的過 ぎるとの当社の見方を裏付けた」とし、「銀行株は最近の利上げ後 も平均で10-15%上昇する可能性がある」との見方を示した。

工商銀と中国銀行、中国農業銀行、交通銀行の純金利収入は第 1四半期に平均で26%拡大。クレジットカードや資産運用、保険 などの商品やサービス販売による手数料収入は平均42%増だった。

中国6位の銀行、招商銀行が28日発表した1-3月期純利益 は88億元となった。ブルームバーグがまとめたアナリスト調査で は87億4000万元が見込まれていた。

--Jun Luo, Editors: Chitra Somayaji, Russell Ward

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