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財務相:震災で成長率見通しの落ち込みやむを得ず-日銀リポート

野田佳彦財務相は28日夕、日本銀 行が同日公表した経済・物価情勢の展望(展望リポート)で2011年度 の実質国内総生産(GDP)成長率の見通しを下方修正したことを受 け、「今年度は東日本大地震の直後で、ある程度の落ち込みはやむを得 ない」との認識を示した。臨時閣議後に国会内で記者団に語った。

日銀はGDP成長率を1月時点のプラス1.6%からプラス0.6% に下方修正した。一方、12年度の成長率見通しに関しては、プラス

2.0%からプラス2.9%へ上方修正。財務相は「日銀は復興の過程をた どる中でしっかりと経済成長するという見通しを立てている。政府も 同じような感じで考えている」と述べた。

一方、同日午後の臨時閣議で決定した、4兆円規模の2011年度第 一次補正予算について、同日中に国会に提出し、速やかな成立を目指 す考えを表明。「復旧・復興も最優先で大事だが、日本国債の格付けや 市場の反応を見ながら、財政健全化の道をしっかりたどっていくとい うメッセージを出すことが重要だ」と強調した。国債の追加発行を回 避した今回の補正予算は、こうした課題をクリアできたと述べた。

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