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富士通:震災被害で特損116億円を前期に計上、今期業績予想見送り

富士通は28日、東日本大震災による 被害で資産の復旧費用、廃棄損など116億円を前期(2011年3月期)の 特別損失に計上したと発表した。また今期(12年3月期)の業績予想の 公表を見送った。

震災の影響でIT(情報技術)サービス関連の商談が中断したことな どにより、1月の従来予想に比べて前期の売上高は415億円下回った。 出荷・納入の遅れによる減収などで前期の営業利益は約130億円減少し た。被災した工場の生産能力は今月20日までに100%復旧したが、今期 連結業績に与える影響額は現時点では不明としている。

山本正巳社長は会見で、「震災前まではほぼ計画通りに推移してい た」と述べ、今期予想を見送った理由について、資材調達や電力問題、 国内のIT(情報技術)投資動向など不透明なことが多く、「合理的に 算定することが難しい状況にある」と説明した。また顧客の状況次第 だが、「5月末から6月くらいにならないと先行きが見えてこない」と も語った。

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