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台湾TSMC1-3月期:7.8%増益-スマートフォン向け好調

半導体ファウンドリー(受託生産) 世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の1-3月(第1四半期) 決算は、利益が7.8%増加した。スマートフォン(多機能携帯端末) やタブレット型コンピューター向け部品の需要拡大が寄与した。

同社の28日の発表資料によると、純利益は363億台湾ドル(約 1030億円)と、前年同期の337億台湾ドルから増加。ブルームバー グ・ニュースが過去28日間でまとめたアナリスト10人の予想平均 は353億台湾ドルだった。

TSMCの顧客は米クアルコムやエヌビディアなど。1-3月期 はスマートフォンやコンピューター、電子家電の需要増加を支えに売 り上げを伸ばした。張忠謀(モリス・チャン)会長兼最高経営責任者 (CEO)は1月、過去最大規模の設備投資計画を発表。3月11日 の東日本大震災を受け、今月には世界の半導体業界の成長見通しを引 き下げている。

同社は28日の発表資料で、東日本大震災は7-12月の需要に大 きく影響しないものの、4-6月の需要には「多少の」影響も見込ま れると説明した。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのアナリスト、 ダン・ヘイラー氏は、25日のリポートで「今年の最終需要に対する 懸念はないものの、サプライチェーンの深刻な混乱が7-9月期の業 績に悪影響を与えるもようで、10-12月期もその可能性がある」と の見通しを示した。

TSMCが8日発表した連結ベースの売上高は前年同期比14%増 の1054億台湾ドルだった。

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