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住友金属:1-3月純損益420億円の赤字、大震災で業績が急激悪化

粗鋼生産国内3位、住友金属工業の 1-3月期連結純損益は420億円の赤字だった。東日本大震災の影響な どで業績が急激に悪化した。前年同期は77億円の黒字だった。

東証で同社が28日開示した決算短信によると、1-3月期売上高は 年同期比1.2%減の3566億円、営業利益は45%減の165億円だった。

11年3月期通期の連結決算は、純損益が71億円の赤字となった。会 社の従来予想は250億円の黒字だった。主力の鹿島製鉄所が東日本大震災 に被災したことに伴い620億円の特別損失を計上した。売上高は9.1%増 の1兆4025億円。鹿島は住金の総粗鋼生産量の6割を占める。

同日発表した鹿島製鉄所の復旧計画によると、復旧費用は約1000億 円。資金はコスト削減などにより2011年度中に500億円以上を捻出する。 本部文雄副社長は同日の会見で、復旧の工程について、「2-3年かけ て行っていく。これ以上の財務体質の悪化はしないようにする」と述べ た。

同製鉄所は5月末までに稼働状態を平常レベルに戻したい考え。4 月は前年同月比6割減となる見通し。昨年の3月と4月の生産量は70万 トン程度だったという。

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