コンテンツにスキップする

リコー株反落、震災響き前期最終利益は3割減-計画比大きく下振れ

リコー株が一時、前日比6.5%安 の885円と急反落。東日本大震災の被害などで前期の連結純利益が前 の期に比べ30%減少、従来計画から大幅な下振れとなった上、今期の 増益計画もアナリスト予想の平均より低く、業績の先行きを警戒する 売りが膨らんだ。

同社が27日に発表した決算短信によると、前期(2011年3月期) の連結純利益は前の期に比べ30%減の197億円だった。震災の影響に より生産拠点や研究開発拠点などで設備の損壊などが発生、輸送イン フラの寸断やガソリンの供給不足などで国内を中心に製品販売・出荷 に影響を受けた。震災による被害損失は約94億円。また、為替の円高 で米州や欧州の売上高も減少した。

生産拠点については、4月中旬までにほぼ通常生産ができる状態 に復旧したとしている。今期(12年3月期)の連結純利益計画は、前 期比48%増の290億円。ただブルームバーグ・データによると、決算 発表後に業績予測値を公表しているアナリスト5人の平均は367億円 となっており、会社側は数値はこれを2割ほど下回っている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE