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米国株:上昇、大幅緩和政策の継続を好感-GEが高い

米株式相場は上昇。S&P500 種株価指数は過去6営業日で5日目の上げ相場となった。米連邦公開 市場委員会(FOMC)は異例の金融緩和政策の継続を決定した。

複合大手のゼネラル・エレクトリック(GE)は上昇。増配を望 む意向が好感された。米格付け会社ムーディーズも高い。同社の四半 期利益は予想を25%上回った。オンライン小売りのアマゾン・ドッ ト・コムは、売上高が予想を上回ったのが手掛かりとなり上昇。ドイ ツ銀行は同社の株価見通しを215ドルに引き上げた。

S&P500種株価指数は0.6%高の1355.66で終了。ダウ工業 株30種平均は95.59ドル(0.8%)高の12690.96ドルで終えた。

ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズのエリック・ティー ル最高投資責任者(CIO)は、「一安心している」と述べ、「FOM C声明の文言に変わりはなかった。少なくとも年内から来年にかけて、 緩和的な政策が続くだろう。さらに、今の時点ではインフレの兆候も かなり抑制されている。これも支援材料だ。FOMCの声明発表前は 企業が良好な決算を発表した。従って、こうした材料が重なり、今は 株式相場が押し上げられている」と続けた。

ブルームバーグがまとめたデータによると、4月11日以降、 四半期決算を発表したS&P500種採用企業197社のうち、1株当 たり利益がアナリスト予想を上回ったのは77%。

バーナンキ議長の見解

米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長はこれまで、 雇用の伸びが加速し、景気回復が信用引き締めにも耐えられるよう になるまで、刺激策を維持する方針を示唆してきている。議長は燃 料や食料コストの高騰について、インフレへの一時的な影響にすぎ ないとの見通しを示しているが、一部の地区連銀総裁は低い借り入 れコストが物価を押し上げている可能性があると主張、意見を異に している。

FOMCは声明で、「景気回復は緩やかなペースで進行中であ り、労働市場の全般的な状況は徐々に改善しつつある」と指摘、 「エネルギーなど商品の価格上昇がここ数カ月でインフレを押し上 げた」とした上で、「委員会はこれらの影響は一時的とみている」 と述べた。

バーナンキ議長は、FOMC後の初の会見で、国債購入につい て「第2四半期末でプログラムを完了させる」と発言、「プログラ ムの終了が金融市場や経済に大きな影響を及ぼす可能性は小さい」 と語った。

GEやムーディーズ

GEは2.7%高。同社のジェフリー・イメルト最高経営責任者 (CEO)は、石油価格の上昇にもかかわらず世界経済は引き続き 回復していると述べた。

ムーディーズは6.7%高。同社1-3月期は前年同期比で 37%増益となった。記録的な企業の社債発行で、評価サービスへの 需要が高まった。

アマゾンは7.9%上昇。同社1-3月期の売上高はアナリスト 予想を上回った。

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