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FOMC予測:インフレは年末3%に接近、来年以降鈍化へ

米連邦公開市場委員会(FO MC)が27日発表したメンバーの経済予測(中央値)によると、個人 消費支出(PCE)の価格指数は今年第4四半期に前年比で2.1-2.8% 上昇した後、来年以降に上昇率が低下する。

1月時点でのPCE価格指数の予想は1.3-1.7%の上昇 だった。食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は1.3-

1.6%の上昇が見込まれているが、これも1月の予想(1-1.3%) から上方修正された。米金融政策当局は、PCEコア価格指数の適 正水準の範囲を2%か、それをやや下回る程度としている。

見通し引き上げの背景には、前回以降の商品相場の上昇が反映 されている。FOMCがこの日の会合後に発表した声明によると、 6000億ドルの米国債購入計画は予定通りに6月末で終了する。

また今年の経済成長率は3.1-3.3%が見込まれている。これ は1月時点の予想(3.4-3.9%)から下方修正された。

ブルームバーグがまとめたウォール街のエコノミストの予想によ ると、今年の経済成長率は2.9%で、1月時点の予想(3.1%成長)か ら下方修正された。

2012年について、FOMCは3.5-4.2%の経済成長率を見 込んでいる。PCEコア価格指数の見通しは1.3-1.8%上昇。

失業率予想

FOMCによると、今年第4四半期の失業率予想は8.4-

8.7%。前回予想の8.8-9%から引き下げられた。来年第4四半 期の失業率は7.6-7.9%が見込まれており、前回予想の7.6-

8.1%から上限が引き下げられた。

FOMC予測の中央値は、FRB理事と地区連銀総裁の合計17人 が提出した四半期に1度の経済予測で、最も高い3人と最も低い3人を 除いた数値。

FOMCは通常、1月と4月のほか6月と11月の会合時に経 済予測を立てる。前回まではFOMC議事録の公表時に予測が発表 されていたが、今回からはバーナンキ連邦準備制度理事会(FRB) 議長の記者会見にあわせて発表されることになった。

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