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豪州:1-3月CPI、前期比1.6%上昇-5年ぶりの高い伸び

オーストラリアでは1-3月(第 1四半期)の消費者物価指数(CPI)が、5年ぶりの高い伸びとなっ た。自然災害の影響で食品価格が上昇したことに加え、中東情勢の緊張 が燃料価格を押し上げた。

オーストラリア統計局が27日発表した1-3月期CPIは前期比

1.6%上昇と、2006年以降で最大の伸びとなった。ブルームバーグ・ ニュースが集計したエコノミスト26人の予想中央値(1.2%上昇)を 上回った。前年同期比では3.3%上昇だった。

1-3月期は、洪水が鉱山閉鎖や農作物被害をもたらした後、2月 にはサイクロン「ヤシ」がバナナ向けなどの農地が多いクイーンズラン ド州に襲来した。オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、災害の影響 を「見極める」と表明してきており、今月、政策金利であるオフィシャ ル・キャッシュレートの誘導目標を4.75%に据え置いた。09年10月 から10年11月までに豪中銀は7回の利上げを実施し、これが豪ドル の対米ドルでの過去最高値更新の大きな要因となった。

ウォーレン・ホーガン氏らオーストラリア・ニュージーランド銀行 (ANZ)のエコノミストはCPI発表前のリポートで、この結果は 「洪水とサイクロン『ヤシ』の影響による石油と果物、野菜の価格高騰 に裏打ちされている」と指摘。豪ドル高の物価抑制効果がなければ、C PIはもっと上昇していた可能性があると分析した。

この日の発表によると、1-3月期の食品価格は2.9%上昇。教育 費は5.7%、輸送費は2.7%、医療費は3.9%それぞれ上げた。コアイ ンフレは前期比0.9%上昇、前年同期比2.3%上昇だった。エコノミス トは前期比0.7%上昇、前年同期比2.1%上昇と見込んでいた。

1-3月期の加重中央値CPIは前期比0.8%上昇。前年同期比は

2.2%上昇だった。エコノミスト予想は前期比0.6%上昇、前年同期比

2.1%上昇。

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