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NZ中銀:政策金利2.5%に据え置きか、景気回復支援で-28日会合

ニュージーランド(NZ)準備銀 行(中央銀行)は、同国を襲った過去80年で最悪の地震で打撃を受け た景気回復を後押しするため、少なくとも今年7-12月(下期)まで 政策金利を過去最低水準に維持する可能性が高いとみられる。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト17人を対象に実施した 調査では、全員が準備銀のボラード総裁は28日の金融政策決定会合で、 政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レートを2.5%に据え置く と予想している。発表はウェリントン時間午前9時(日本時間同6時) の予定。5人のエコノミストが12月末までの利上げを予想。12人は年 内の金利は変更なしとみている。

NZの今年の成長率は最低0.9%となる見通しで、インフレ率は予 想を下回っている。このためボラード総裁には、中国や韓国、シンガ ポールに続いて金融引き締めに転じるのを見送る余地が生まれている。 NZ中銀は3月、クライストチャーチ市で発生した地震で消費者信頼 感と消費が打撃を被ったことを受け、利下げを実施した。

ASB銀行のチーフエコノミスト、ニック・タフリー氏(オーク ランド在勤)は「NZ経済は引き続き脆弱(ぜいじゃく)で、継続的 支援を必要としている」と指摘。「最近の経済指標は同国のインフレ圧 力が今のところ抑えられていることを示している。これは中銀にとっ て、緊急事態の低水準となっている政策金利を急いで引き上げる必要 性がほとんどないことを示唆するものだ」と付け加えた。

クレディ・スイス・グループが金利スワップを基に算出した指数 によると、NZ中銀が今週、政策金利を変更する可能性はない。AN Zナショナル・バンクは4月の顧客向けリポートで、12月までに0.25 ポイントの利上げが実施される確率を65%とみている。

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