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英1-3月GDP:前期比0.5%増か、回復ペースに疑問-BN調査

英国の2011年1-3月(第1四半 期)の経済成長率は、前期比0.5%(28社の予想中央値)となったも ようだ。10年10-12月(第4四半期)のマイナス成長を辛うじて打 ち消す伸びにとどまり、景気回復の強さが疑われるとエコノミストは 指摘している。

ブルームバーグ・ニュースの調査結果によれば、27日に発表され る1-3月の英国の国内総生産(GDP、速報値)は前期比で増加が 見込まれる。昨年10-12月は12月の寒波が成長を妨げ、同0.5%減 に落ち込んだ。英政府統計局(ONS)は午前9時半(日本時間午後 5時半)に1-3月のGDPを発表する。

インフレ抑制のために政策金利を引き上げるべきかどうかについ て、政策担当者の意見は分かれているが、イングランド銀行(中央銀 行)が7日開いた金融政策委員会(MPC)では、最近の経済データ が「下振れしている公算が大きい」との懸念が示され、利上げで消費 者信頼感が落ち込む恐れがあると指摘された。

英財務省の元当局者で、現在は大和証券キャピタル・マーケッツ・ ヨーロッパでエコノミストを務めるヘタル・メータ氏(ロンドン在勤) は「英経済に成長基調は存在しない」とした上で、「8月に利上げがあ ると予想しているが、先送りされるリスクも非常に高まっている。5 月に利上げが行われる可能性はここ数週間で著しく低下した」と述べ た。

英国は主要7カ国(G7)で最初に1-3月のGDP統計を発表 する。調査の予想レンジは前期比0.3%増(ソシエテ・ジェネラル) から0.8%増(ABNアムロ)となっている。

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