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イビデン株1カ月半ぶり高値、今期増収増益-スマートフォン好調

電子機器やIC(集積回路)パッ ケージなどを手掛けるイビデン株が一時、前日比4.9%高の2755円と 急反発。東日本大震災前の3月10日以来の高値水準を回復した。同社 は26日、今期(2012年3月期)も増収増益基調が継続できるとの見 通しを発表、業績拡大を期待する買いが先行した。

会社側が26日の取引終了後に公表した今期業績計画によると、本 業のもうけを示す連結営業利益は前期比3.5%増の350億円となる見 込み。震災の影響で上半期は電子部品の需要も停滞するとみるが、新 興国の経済成長や企業体質改善などで通期での増収は可能と判断した。 半期ごとの営業利益計画は、上期(4-9月)が前年同期比28%減の 126億円、下期(11年10月-12年3月)が同37%増の224億円。

一方、11年3月期の連結営業利益は前期比59%増の338億円だっ た。スマートフォン向けを中心にパッケージ基板、プリント配線板な ど電子部門が好調、欧州排ガス規制の完全施行でDPFなど環境セラ ミック製品も拡大した。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は26日付で、イビデン株の 投資判断「アウトパフォーム」を継続。内野晃彦アナリストは、「会社 側は上半期に震災の影響があるとみて業績予想に織り込んだが、当社 のサプライチェーン自身はしっかりしているので、電子部品セクター 内では震災のマイナス影響が軽微」との見方を示している。

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