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ボーイング787の納入遅延は終わりか-1号機は予定通りとアナリスト

米航空機メーカー、ボーイングの 最新中型旅客機「787」(ドリームライナー)」は、商業飛行が当初計画 より3年遅れているため、英語で遅いことを意味する「LATE(レイト)」 を「8(エイト)」の代わりに使った「7-LATE-7」というニックネーム をつけられた。だがこんな冷笑も間もなく聞かれなくなるかもしれな い。

ブルームバーグのアナリスト調査によると、787の1号機は最初 の顧客となる全日本空輸に約束通り9月までに引き渡されると、回答 者11人中10人が予想した。

ボーイングは今年1月、試験飛行中の出火を受けて7回目の納入 延期を発表し、1号機の引き渡し目標を7-9月(第3四半期)に設 定した。同社は米連邦航空局(FAA)の承認を得るための試験の大 半を終了しており、2013年までに月間10機の納入に向けて作業を進 めているとしてきた。この納入ペースはワイドボディー型ジェット機 としては過去最高となる。

バークレイズ・キャピタルのアナリスト、カーター・コープラン ド氏は「7回の納入延期を経験しただけに、誰もが8回目はないとは 信じきれなくなっている」とした上で、「とは言っても、どんなことに もいつかは終わりが来るもので、終息に近づきつつあることを示すデ ータが増えている」と指摘した。

ボーイングは27日に決算発表に関する電話会議を開く予定で、 787など納入が遅れている製品に関するアナリストの質問に対応する 見通し。アナリスト21人の予想平均によれば、1-3月(第1四半期) の1株利益は前年比横ばいの70セントと見込まれている。同社広報担 当ローリ・ガンター氏は、電話会議の前だとして787に関してコメン トできないと述べた。

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