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米国債:2年債利回りが1カ月ぶり低水準-市場はFOMC待ち

米国債相場は上昇。2年債利回り は約1カ月ぶり低水準となった。この日は2年債入札(発行額350億 ドル)が実施された。2日間の日程で始まった連邦公開市場委員会(F OMC)では、低金利政策の維持が予想されている。

2年債入札では、最高落札利回りは0.673%と、入札直前の市場 予想の0.669%を上回った。投資家の需要を測る指標の応札倍率は

3.06倍で、過去10回の平均(3.42倍)を下回った。

ユナイテッド・ネーションズ・フェデラル・クレジット・ユニ オン(ニューヨーク)の最高投資責任者(CIO)、クリストファ ー・サリバン氏は「米国債に対する市場のセンチメントは強気だ。また 今はFOMC会合のさなかで、大きな戦術的な動きを取ろうとは誰も思 わない」と分析。入札に関しては、「2年債入札はまずますで、買いが 入った」と指摘した。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後4時15分現在、既発2年債の利回りは前日比3ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)低下の0.61%。一時0.60%と、3月 21日以来の低水準を付けた。同年債(表面利率0.75%、2013年3 月償還)価格は2/32上げて100 9/32。

10年債利回りは6bp下げて3.31%。一時3.30%と、3月23 日以来の低水準を付けた。30年債利回りは7bp低下の4.39%で、 これも3月23日以来の低水準。

FOMC

FOMCは27日、声明をニューヨーク時間午後0時半ごろ発表し、 午後2時15分からはバーナンキ議長の記者会見が予定されている。議 長は、国民とのコミュニケーション改善への取り組みとして年に4回、 記者会見を開くことにしており、あすはその最初の会見となる。

27日に予定されている5年債入札は、FOMCの声明発表や議長 会見などの関係で時間が変更された。競争入札は通常の午後1時ではな く、午前11時半となる。

MFグローバルの米国債トレーディング責任者、リチャード・ブラ イアント氏は「FRB議長の記者会見には大きな注目が集まっている。 新しい形式での最初の会見だからだ」と指摘。また「この影響で5年債 入札の実施時間が早まるので興味深い。入札プロセスでのボラティリテ ィが高まり、価格が多少下がる可能性もある。だが全体的にはうまくこ なし、きょうと似たような結果になりそうだ」と述べた。

国債購入プログラム

昨年11月に発表された6000億ドルの米国購入プログラムは、6 月末で終了する。同プログラムに基づき、この日は2021年5月から 27年11月に償還を迎える国債20億ドル相当を買い入れた。

ゴールドマン・サックス・グループのエコノミスト、アンドルー・ ティルトン氏(ニューヨーク在勤)は、25日付のリポートで、FOM Cが27日、償還資金の再投資を6月以降も続けることを示唆すると記 した。

金利先物市場の動向によると、FOMCが12年3月までに政策金 利を引き上げる確率は45%と、1カ月前の58%から低下した。

原題:U.S. 2-Year Yields Reach 1-Month Low as

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