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USスチール:1-3月期は赤字-原材料と退職給付のコスト増響く

生産量で米最大の鉄鋼会社、U Sスチールの1-3月(第1四半期)決算は、9四半期連続の赤字と なった。原材料と退職給付関連のコスト増加が響いた。

同社の26日の発表によれば、1-3月期の損益は8600万ドル (約70億円、1株当たり60セント)の赤字。赤字幅は前年同期の 1億5700万ドル(同1.10ドル)から45%縮小した。ブルームバー グ調査によれば、この赤字幅はクレディ・アグリコルのニューヨーク 在勤アナリスト、デービッド・リプシッツ氏の予想とは一致したが、 ロングボウ・リサーチのオハイオ在勤アナリスト、ルーク・A・フォ ルタ氏の予想(40セントの赤字)ほどは縮小しなかった。

2008年に発生した年金計画に付随する損失に伴い、退職給付関 連支出が61%増の7100万ドルとなった。また、中国の需要が伸び る中、鉄鋼石やコークス用炭の価格が高騰した。

キーバンク・キャピタル・マーケッツのアナリスト、マーク・パ ー氏は電話インタビューで、五大湖地域での寒波の影響で支障が生じ、 圧延平鋼の生産は予想を下回ったと語った。同氏はUSスチール株の 投資判断を「買い」としている。

USスチール株は年初から15%下落し、米S&P500種株価指 数の原材料株指数の構成銘柄で最悪のパフォーマンスとなっている。

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