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大手米銀、利益は予想以上でも収入は3年で最も減少-銀行株に重し

米銀大手6行の四半期決算が出そ ろった。融資や手数料収入の低迷が響き、減収率は過去3年で最大。 これが銀行株の重しになっている。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)、JPモルガン・チェース、シ ティグループ、ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックス・グル ープ、モルガン・スタンレーの6行を合わせた1-3月(第1四半期) 収入は前年同期比13.3%減少。ブルームバーグがまとめたデータに よれば、収益力の目安として有効とされる税・貸倒引当金・一時項目 を除いたベースの利益は40.2%減だった。

利益は6行中5行でアナリスト予想を上回り、JPモルガンとウ ェルズ・ファーゴは四半期ベースで過去最高益となったものの、収入 の弱さと引き当て前利益の一貫した減少は銀行株買いを手控えさせて いる。JPモルガンが67%増益を発表した13日以来、大手米銀24 銘柄で構成するKBW銀行株指数は3.5%下落した。一方、米株全体 の指標であるS&P500種株価指数は1.6%上昇。

米フィラデルフィア連銀に勤務経験のあるFBRキャピタル・マ ーケッツのアナリスト、ポール・ミラー氏は「融資が伸びず収入動向 もさえないことから、投資家は銀行セクターに慎重だ。売り浴びせら れることはないが、緩やかに資金が離れている」と話し、融資と収入 が増加し始めるまで銀行株は低迷すると予想した。

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