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英ロイヤルウエディング土産、食器からコンドームまでより取り見取り

英ウィリアム王子とケイト・ミド ルトンさんのロイヤルウエディングを間近に控え、ロンドン市内のシ ョップは食器からコンドームまで2人をあしらったありとあらゆる関 連土産品を販売している。

ニューヨークからやってきた電話修理作業員のマーク・フレゴ氏 は2人の写真付き冷蔵庫用マグネット2つと指ぬきを購入。母親と姉 に贈るつもりだ。母親は1947年に開催されたエリザベス女王の結婚式 の時の新聞の切り抜きを集めたスクラップブックを大切に保管してい る。姉はウィリアム王子の亡き母、ダイアナ妃の写真が付いた指ぬき を持っている。

バッキンガム宮殿前でフレゴ氏(53)は、「これは全て王室にゆ かりのある物だ。王と王妃など、どれも空想の世界のことのようだ」 と話す。

29日の結婚式を前に、ロンドンのショップはアクセサリー、安物 の宝石、書籍、DVDなどの関連商品であふれかえっている。英情報 会社データモニターの小売業調査部門バーディクト・リサーチによる と、観光関連の収入のほか、食品や飲料の売り上げを含めたロイヤル ウエディングの経済効果は最大6億2000万ポンド(約835億円)に上 る可能性がある。

混在しているのはバッキンガム宮殿近辺の売店や近隣の商店。宮 殿ショップでは趣のある記念品が販売されているが、値段はかなり高 い。カーペットが敷き詰められたロイヤル・ミューズ・ショップには オーケストラ音楽が流れ、手作りの陶器のマグカップや薬入れ、皿な どがずらりと並べられている。商品には王冠のマークやウィリアム王 子とミドルトンさんのイニシャルが刻まれている。写真の付いていな いこれらの記念品の価格は7.95ポンド(タオル)から125ポンド(カ ップ)。

通りを隔てた土産物店ロンドン・スブニールズで販売されている タオルやディナーベル、灰皿、Tシャツ、マグカップには2人の笑顔 が印刷され、ミドルトンさんの頬の色は赤過ぎるようにも見える。値 段は鉛筆一本6ペンスから装飾皿の10.99ポンドまでさまざま。

マネジャーのシュリヤン・サティアン氏は「全て中国製。売り上 げは好調」と語る。

バッキンガム宮殿近辺からやや離れたイーストエンドでは、卸売 業者が同様の商品をさらに割安価格で販売している。まとめ買いする 小売業者を対象にした店が並ぶ。

インターネットショップも面白い。グアンドン・エンタープライ ゼズが製造する9.99ポンドの陶器のカップには、ミドルトンさん(29) の隣に間違ってウィリアム王子の弟のハリー王子が印刷されている。 ウェブサイトの説明は「何世紀にもわたる夢のようなロマンス」。顧 客には「評判は上々」と訴えている。

クラウン・ジュエルズ・コンドームズ・オブ・ディスティンクシ ョンは、青色と金色を基調にしたコレクターズボックスを5ポンドで 販売。箱にはウィリアム王子とミドルトンさんが頬を寄せ合わんばか りの写真が印刷されている。宣伝文句は「ロイヤルな楽しみをお約 束」。

(ナエリ氏はブルームバーグで娯楽・芸術関連の記事を執筆して います。この記事の内容は同氏自身の見解です)

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