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SMK株が急落、コネクター低調で前期一転最終減益に-円高や震災

電子機器向けのコネクターなどを 手掛けるSMK株が一時、前日比8.3%安の344円と5営業日ぶりに 急反落。下期の受注低調や円高進行、東日本大震災の影響で、前期の 連結純利益は従来の増益計画から一転、大幅減益に落ち込む見通しと なった。配当の減額修正も嫌気され、3月18日以来の安値を付けた。

SMKは25日、前期(2011年3月期)の連結純利益を前の期に 比べ46%減の10億円に下方修正した。従来予想は同24%増の23億円。 デジタル家電向けコネクターやテレビ向けリモコンの受注が、下期に 低調だった影響を受けた。期末配当金は、従来の1株当たり5円から 4円に減らし、年9円(前の期は8円)とする。

同社広報担当者によると、震災の影響では、ひたち事業所(茨城 県日立市)と生産子会社の茨城SMK(同北茨城市)で、設備や建屋 の一部が被災。外注業者に委託していたコネクターの金型が、津波に よる被害を受けるなどした。円高で9億円近い為替差損を計上したこ とも、利益を圧迫した。想定為替レートは1ドル=90円。

大和証券キャピタル・マーケッツでは25日、PBR1倍を割り込 む現状から投資判断「3(中立)」を維持したが、震災により不透明感 が増しており、12年3月期も上期まで厳しい業績を想定。PERで割 安感が見出しにくい、としている。

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