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UBS1-3月:投資銀低調で減益、富裕層事業の純流入が回復

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スイスの銀行最大手UBSの 1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比18%の減益となった。 投資銀行部門の利益が減少する一方、ウェルスマネジメント部門 は2007年末以来で最大の資金純流入となった。

26日の発表によると、純利益は18億1000万スイス・フラン(約 1700億円)と、前年同期の22億フランから減少。ブルームバーグ・ ニュースがまとめたアナリスト15人の予想中央値16億9000万フラン は上回った。ウェルスマネジメントとリテール(小口)顧客を合わせ た資金純流入額は167億フラン。アナリスト予想は73億フランだった。

オズワルド・グルーベル最高経営責任者(CEO)は、資金流 入の増加は「顧客の信頼と安心感が戻った結果だ」と指摘した。投 資銀行部門は、株式と債券のセールス・トレーディング収入と顧客へ の助言手数料が減少し、減益となった。

ケプラー・キャピタル・マーケッツのアナリスト、ディルク・ ベッカー氏は「重要なのは資金流入が再開していることだ」とした 上で、「投資銀行事業は当分、UBSにとって再建中の状態が続く だろう」と述べた。

ウェルスマネジメント・アンド・スイスバンク部門の利益は

9.7%減の10億5000万フラン。米州ウェルスマネジメント部門 は1億1100万フラン(前年同期は1500万フラン)の税引き前利 益を上げた。資産運用部門の利益は9.5%減少の1億2400万フラ ン。

投資銀行部門の税引き前利益は30%減の8億3500万フラン だった。

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