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商品価格はインフレの「持続的発生源」にはならず-ローゼンバーグ氏

インフレは今後も商品価格の範囲 内にとどまり、商品価格が物価上昇の「持続的な発生源」になること はないとの見方を、資産運用会社グラスキン・シェフ・アンド・アソ シエーツのチーフエコノミスト、デービッド・ローゼンバーグ氏が示 した。

ローゼンバーグ氏は、ラジオ番組「ブルームバーグ・サーベイラ ンス」のトム・キーン、ケン・プレウィット両記者とのインタビュー で「これは、インフレの持続的な発生源とは対照的なもっと一時的な 現象とみている」と指摘。「商品価格がいったん収束すれば、消費者物 価指数も再び落ち着くだろう」と述べた。

食品やエネルギーの価格上昇にけん引され、3月の米消費者物価 指数(CPI)は9カ月連続で上昇したが、他の商品・サービスには 波及しなかった。米労働省が15日に発表した3月のCPIは前月比

0.5%上昇と、2月と同水準の伸びを示した。コア指数は0.1%上昇。 2月の上昇率は0.2%だった。

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は4日、ジョー ジア州ストーンマウンテンでの講演後、米インフレ率の上昇は「一時 的」なものにとどまると予想しているとした上で、この見通しが外れ た場合にはFRBは行動するだろうと述べた。

トムソン・ロイター・ジェフリーズCRB指数は今年に入って 10%上昇。中東と北アフリカでの政情不安により供給懸念が高まり、 原油相場は23%上げている。投資家のインフレヘッジ需要が拡大する 中、金相場は25日、過去最高値に達した。

ローゼンバーグ氏によると、失業率が8.8%で消費者支出が抑制 されるため、インフレは引き続き商品セクター内に限定されるとの見 通しを示した。

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