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ブラジル株:ボベスパ指数は下落、利上げと原油相場の下落で

25日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が3営業日ぶりに反落。同国中央銀行による利上げ が売り材料となったほか、原油相場の下落が石油会社の先行きに影を 落とした。

トレーダーの間で金利先高観が強まったことから、住宅建設のロ ッシ・レジデンシアルとネット通販で同国最大手のB2Wコンパニ ア・グローバル・ド・バレジョが安い。原油相場の下落を受けて、石 油会社のOGXペトロリオ・エ・ガス・パルチシパソンエスとブラジ ル石油公社(ペトロブラス)も値下がり。一方、世界最大のパルプメ ーカー、フィブリア・セルロージは上昇。世界のパルプ在庫の減少が 価格上昇につながるとの見方が背景にある。

ボベスパ指数は前営業日比0.1%安の66972.37で終了。一時は

0.8%安まで下落した。同指数構成銘柄のうち値下がりは42銘柄、値 上がりは23銘柄。21日と22日のブラジル株式市場は祝日ため休場だ った。通貨レアルは0.3%安の1ドル=1.5712レアル。

ブラジル中銀は20日の金融政策委員会で、政策金利を11.75%か ら12%に0.25ポイント引き上げることを5対2の賛成多数で決定し た。ブルームバーグの調査ではアナリスト58人中15人が0.25ポイン ト利上げを予想。41人は0.5ポイント利上げ、2人は据え置きを予想 していた。同中銀は委員会のメンバー2人が0.5ポイントの利上げを 支持したことを明らかにした。

スピネリ・コレトラの主任アナリスト、ケリー・トレンティン氏 は電話インタビューで、「中銀の利上げ幅が0.5ポイントであったなら ば、投資家は利上げサイクルが終了したとみただろう」と指摘。今回 の決定を受け、「インフレ抑制に向けて、あと何回利上げを行うか不透 明だ」と述べた。

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