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米フォード:1-3月期は増益か、燃費向上の新型車好調-26日発表

米自動車メーカー、フォード・ モーターの1-3月(第1四半期)決算の利益は、同四半期としては 1998年以来の高水準となったもようだ。ガソリン価格が上昇する中、 燃費の良い新型モデルが販売増加に貢献した。決算は26日に発表さ れる。

ブルームバーグが集計したアナリスト14人の予想平均によると、 一部項目を除く1株当たりの利益は50セントと、前年同期の46セン トから増加が見込まれている。アナリスト3人の予想平均によれば、 純利益は21億ドル(約1730億円)と、176億ドルを計上した98年 1-3月期以降で最大規模になる見通し。

今年に入りガソリン価格が上昇する中、同社では小型車「フィエ スタ」やスポーツ型多目的車(SUV)「エクスプローラー」など燃 費が向上した新型モデルの販売が伸びている。

ホッジス・キャピタル・マネジメントのファンドマネジャー、ゲ ーリー・ブラッドショー氏は、燃料コストの高騰で消費者信頼感が損 なわれ、販売に影響する恐れがあると投資家は引き続き懸念している としながらも、「フォードの品ぞろえなら、この困難な状況を乗り切 ると思う。今回は従来よりも準備が整っている」と語った。ホッジ ス・キャピタルはフォード株を約20万株保有している。

バークレイズ・キャピタルのアナリスト、ブライアン・ジョンソ ン氏(シカゴ在勤)は、「懸念は健全なレベル」とした上で、「良い 数字が実際に出てくれば、フォードにとって好材料になる」と指摘。 燃料価格や東日本大震災に伴う部品供給をめぐる「懸念は落ち着くだ ろう」と語った。同氏は1-3月期の1株利益を57セントと予想。 投資判断は「オーバーウエート」としている。

ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均によると、 フォードの1-3月期の税引き前利益は22億4000万ドルと、前年同 期の21億4000万ドルから増加の見通し。アナリスト8人の予想平均 によれば、売上高は308億ドルと、同316億ドルから減少が見込まれ ている。

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