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中国株(終了):続落、上海総合指数は今月の安値-原油高を嫌気

中国株式相場は続落。上海総合指 数が今月の安値を付けた。原油相場の上昇を受け、インフレが加速し 追加金融引き締めを促すとの懸念が強まった。

宝山鋼鉄(600019 CH)を中心に鉄鋼株が安い。原油相場が2週間 ぶりの高値に上昇したのが響いた。河北鋼鉄(000709 CH)も下落。

中国最大のセメントメーカー、安徽海螺水泥(600585 CH)や、重 機メーカーの三一重工(600031 CH)は大幅安。燃料価格の上昇が経済 成長を鈍化させる可能性が懸念された。一方、時価総額で中国最大の 酒類メーカー、貴州茅台酒(600519 CH)は上昇した。

不動産株指数は2カ月ぶりの大幅安。中国の富の分配の不均衡を 「是正」するために不動産税が「どうしても必要だ」と主張する中国 国家情報センターの張茉楠研究員の論説が25日付の中国英字紙チャ イナ・デーリーに掲載されたのが手掛かり。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏は「インフレ懸念が引き 続き強く、中国政府が引き締めの手綱を緩める兆しはない」と指摘。 「引き締め措置は株式のバリュエーション(株価評価)を抑制する」 との見通しを示した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前週末比45.57ポイント(1.5%)安の2964.95と、 3月31日以来の安値で終了。先週の騰落率はマイナス1.3%と、3カ 月ぶりの大幅安だった。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300 指数は前週末比1.5%安の3249.57。

25日の香港市場は祝日のため休場。

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