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富士電株が4連騰、荏原の水車事業を6月買収-積極経営姿勢を好感

富士電機株が一時、前週末比4.8% 高の262円と4連騰。グループ会社が荏原の発電用の水車事業を買収 することが分かり、エネルギー関連事業における業容拡大を見込む買 いが優勢となった。

富士電の内田勝久広報グループ長によると、同社傘下の富士フォ イトハイドロは6月に、荏原の発電用の水車事業を買収する。内田氏 は、「国内の水力発電所の近代化ビジネスを強化する」と述べ、水車の 性能改善、発電所の出力向上などを目指すとの姿勢を示した。今回の 買収の業績への影響は軽微にとどまる見込み、という。

コスモ証券の西川裕康アナリストは、電力事業や代替エネルギー が注目されている中で、水車事業の買収という「積極的な姿勢が評価 された」とみている。

また西川氏は、1キロワットアワー当たりの発電費用がLNG火 力発電の最低6円、最高7円程度に対し、水力発電は最低8円、最高 13円程度だと指摘。水力発電自体の効率が低く、収益への影響は限定 的だが、積極的に買収を進めていることで半導体などのそのほかの事 業でも「前向きな話が出るのではないかという期待感がある」と話し ていた。

同社の水車事業の買収については、25日付の日本経済新聞朝刊が 先行して報道していた。

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