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CP市場:6カ月物が0.13%台に上昇、月末の発行増加で-4000億円超

短期金融市場では、コマーシャル ペーパー(CP)の6カ月物の発行金利が0.13%台に上昇した。資金 の借り替え需要が高まる月末の発行が4000億円超に増加したため。

短資会社によると、この日は4300億円程度の発行があり、償還額 に対して増加した。電力2社が6カ月物を0.13-0.138%で総額500 億円弱発行し、前週の6カ月物に比べて0.5-1ベーシスポイント(bp) 高くなった。リース会社の6カ月物で0.128%の発行もあった。

短資会社の担当者によると、長めの資金調達が増えたことが発行 金利に影響したと言う。日本銀行のCP買い入れ入札は5月18日まで なく、足元の資金調達コストが発行金利の上昇につながりやすいとの 見方も出ていた。

期間が3カ月物以内の銘柄は、電力会社の1-3カ月物が0.12-

0.125%、最上位格付けの電機メーカーの1カ月物や長めの2カ月物は

0.12-0.124%で発行された。

優良銘柄である電力CPの国庫短期証券(TB)利回りに対する 上乗せ金利(スプレッド)は0.5-1bp程度で推移していたが、この 日は1-2bp程度に拡大した。

レポ横ばい、日銀が潤沢供給

足元のレポ(現金担保付債券貸借)金利は0.095-0.105%近辺で 横ばい。TB3カ月物の発行日にあたる27日受け渡しの翌日物は前週 末に資金調達がやや強まったが、この日は日銀の潤沢な資金供給を受 けて落ち着いた取引だった。

午後に実施された全店共通担保オペ1兆2000億円(27日-5月 26日)の応札額は8489億円にとどまり、19日以来の札割れになった。 オペのスタート日となる27日は総額8600億円程度の全店オペが終了 を迎えるため、終了額とほぼ同額の応札が集まった形だ。

無担保コール翌日物は誘導目標「0-0.1%」に対して0.05-

0.065%で推移した。信託銀行が0.055-0.065%近辺、都市銀行や地 方銀行は0.05-0.055%近辺で資金を調達した。前週末の加重平均金 利は0.064%。

この日の当座預金は2000億円増の34兆1000億円程度と、6営業 日ぶりに増加する見込み。財政要因の支払いが2兆円の余剰になるた め。準備預金の積みの進ちょく率かい離幅がプラス48%程度と大幅に 進んでおり、銀行の調達は強まりづらい状況だ。

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