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【個別銘柄】自動車、三井化、ヤフー、プリマ、エフピコ、第一稀元

きょうの日本株市場で、株価変動 材料が出た銘柄の終値は以下の通り。

自動車株:トヨタ自動車(7203)が前週末比0.6%安の3275円、 ホンダ(7267)が1.3%安の3105円、日産自動車(7201)が1.8%安 の759円など。各社がきょう公表した3月の国内生産動向によると、 トヨタ、ホンダがともに前年比63%減、日産自は52%減だった。トヨ タの生産正常化の見込みがことし11-12月とされた中で、当面の生産 低調を懸念する売りに押された。

三井化学(4183):2.4%高の295円。東日本大震災による販売減 少の影響はあったが、基礎化学品部門の交易条件改善、全社的コスト ダウンの効果で2011年3月期の連結営業利益は405億円と、従来計画 の350億円から上振れたもようと22日に発表。前期は95億円の赤字 で、採算性の改善を好感する買いが優勢だった。

ヤフー(4689):3.4%高の2万9430円。リスティング、ディスプ レーでともに広告出稿が増え、「Yahoo!ショッピング」の取扱高も伸び、 11年3月期の連結営業利益は前期比11%増の1596億円だったと22 日に発表。12年3月期については第1四半期(4-6月)の予想を公 表し、営業利益は373億-396億円、前年同期比では0.8%減-5.3% 増の範囲を見込む。野村証券では25日、投資判断を「中立」から「買 い」に引き上げた。

三菱重工業(7011):1%高の387円。11年3月期の連結営業利 益が前期比52%増の1000億円前後になったようだ、と23日付の日本 経済新聞朝刊が報道。従来予想は950億円。プラント事業で採算管理 を強化、自動車関連部品など量産品の赤字幅縮小が寄与したという。

ゴールドクレスト(8871):1.6%高の1379円。SMBC日興証券 は22日、投資判断を新規に「アウトパフォーム」とし、目標株価を 1870円に据えた。低コストで取得した用地を相当分保有しており、採 算性の高い物件供給を図ることで、収益性を再び高める可能性がある ほか、強固な財務基盤と豊富なキャッシュを通じ、機動的な用地取得 も可能と評価している。

プリマハム(2281):6.3%高の102円。生産ラインの整備などに よる生産性の向上、原材料相場の低位安定で加工食品事業の業績が改 善し、11年3月期の連結営業利益は従来予想の49億円を上回る前期 比19%増の67億円になりそう、と午後の取引時間中に発表。収益性 の好転が評価された。

小野測器(6858):6.3%高の235円。自動車性能計測機器などの 復調を受け、11年1-3月(第1四半期)の連結営業利益が前年同期 比2.9倍の3億5900万円だった、と午後2時に発表。据え置いた11 年12月期の連結営業利益予想2億7000万円をすでに上回り、良好な 業績動向を好感する買いが膨らんだ。

ハザマ(1719):3.7%高の111円。国内大型土木工事の採算性向 上や経費削減を受け、11年3月期の連結営業利益は従来予想の38億 円を上回る39億円だったようだ、と午後2時に発表した。

北越銀行(8325):4.8%高の174円。実質与信関係費用の減少、 物件費を中心とした経費削減が寄与し、11年3月期の連結経常利益が 従来予想の53億円を上回る前期比59%増の74億円になったもよう、 ときょう正午に発表。午後の取引で上昇基調を強めた。

リケンテクノス(4220):13%高の259円。中国など新興国での需 要拡大や生産性の改善なども寄与し、11年3月期の連結営業利益は従 来予想の32億円を上回る35億円となったようだ、と午後の取引時間 中に発表。上昇基調を強めた。

日本郵船(9101):1.3%高の304円。11年3月期の連結経常損益 が1150億円前後の黒字(前の期は304億円の赤字)になったようだ、 と23日付の日経新聞朝刊が報道。震災で日本からの海上荷動きは一部 滞ったが、アジアや欧米の輸送需要が伸び、収益を支えたという。

東京電力(9501):8.4%高の438円。23日付の日経新聞朝刊は、 原子力発電所事故の被害者に対する東電の損害賠償支払いを支援する ため、政府が検討している最終案の全容が明らかになったと報道。電 力会社など原子力事業者が共同で新機構を創設、公的資金も投入して 東電の補償金の支払いを支援するという。

古河スカイ(5741):2.7%高の232円。11年3月期の連結純損益 が従来計画比45%増の122億円の黒字となったもよう、と22日に発 表。前期は7億7000万円の赤字。自動車関連や半導体製造装置向けに アルミ材の出荷が回復したほか、繰り延べ税金資産の追加計上で、税 負担額が軽減する影響もあるという。

マツモトキヨシホールディングス(3088):4.9%高の1636円。発 行済株式総数の3.89%に当たる187万5000株、金額で30億円を上限 に自社株買いを行うと22日に発表。取得期間は4月25日から12月 30日、株式需給環境の好転が見込まれた。

富士電機(6504):3.6%高の259円。同社が50%出資する水力発 電機器大手が、荏原製作所(6361)の発電用の水車事業を買収する、 と25日付の日経新聞朝刊が報道。買収価格は数億円という。

三菱自動車(7211):2.1%高の99円。11年3月期の連結純利益 が前期比3.2倍の150億円前後に増えたようだ、と23日付の日経新聞 朝刊が報道。震災の影響で数十億円の特別損失が発生するが、コスト 削減効果などで吸収したという。

SUMCO(3436):1.3%高の1620円。被災した設備で順次生産 を再開しており、生産規模は5月には震災前の水準に回復する見込み、 と22日に発表。 震災による直接的な損害金額は、15億円程度に収ま るもようという。

エフピコ(7947):4.5%安の4550円。製品売上数量は8%ほど伸 びたが、原材料コストの上昇とリサイクル事業への先行投資、震災復 旧費用などが響き、11年3月期の連結営業利益は前期比9.8%増の131 億円と、従来計画の137億円を下回ったもようと22日に発表した。

愛知時計電機(7723):3.8%高の274円。売上構成比の変化や操 業度上昇、コストダウンなどの効果で11年3月期の連結営業利益は前 期比40%増の21億円と、従来計画の16億円から上振れたもようと22 日に発表。足元の業績堅調を評価する買いが先行した。

第一稀元素化学工業(4082):制限値幅いっぱいのストップ高とな る700円(21%)高の4005円。原材料の1つであるレアアース価格の 想定以上の上昇は負担だったが、自動車排ガス浄化触媒材料など主力 の触媒部門の増収効果で、11年3月期の営業利益は前期比52%増の 28億円だったと22日に発表。12年3月期は、レアアース使用率の高 い製品で価格改定を見込み、64%増の46億円と計画した。

関西ペイント(4613):2%安の675円。SMBC日興証券は22 日、目標株価を従来の810円から760円に引き下げた。投資判断は「中 立」を据え置き。

蝶理(8014):12%高の109円。ドイツの太陽光発電システム販売 大手のユーロソルに出資し、世界最大の市場である同国の太陽光発電 事業に参入する、と午前11時すぎに発表。ユーロソル株式の取得金額 は約4億5000万円。また、11年3月期の連結営業利益は中国を中心 に化学品事業が回復したことなどで、前期比10%増の52億円だった。

水道機工(6403):25%高の287円。公共投資抑制の影響で上下水 道部門の売上高は下振れたが、選別受注の徹底やコスト管理の厳格化 で、11年3月期の連結純利益は2億8800万円と従来計画の1億6000 万円を80%上回ったもよう、と22日に発表。これまで無配としてい た配当予想も1株当たり2円50銭と06年3月期以来、5期ぶりの配 当実施となり、買いが優勢となった。

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