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タイ中銀:バーツ高容認に前向き、インフレ抑制で-アトチャナ副総裁

タイ中央銀行のアトチャナ副総裁 は、インフレ抑制を図るためバーツ高容認に前向きな姿勢を示唆した。 他のアジア通貨に比べて急ピッチに上昇した場合に限って介入する考 えも示した。

バーツの対ドル相場は過去1年で7.6%上昇し、円を除くアジアの 主要通貨では3番目の上昇率。海外投資家が経済成長の恩恵を受ける ため、タイの株・国債を購入したことが背景にある。

タイは今月、経済成長や原油価格の高騰でインフレ率が7カ月ぶ りの高水準に達したのを受け、中国に追随して利上げを実施した。ア トチャナ副総裁は22日のインタビューで、「バーツ高はインフレ率の 低下につながる。輸入インフレは特にそうだ」と述べ、アジア通貨の 上昇「トレンドにわれわれは逆らわなかった」と語った。

タイ中銀が今週、昨年6月以降で6回目の利上げを実施するとと もに、追加利上げの可能性を示唆したのを受けてバーツは22日、昨年 12月6日以来の高値の1ドル=29.88バーツを付けた。アトチャナ副 総裁は、中銀にはバーツ相場の目標水準はないと述べ、「バーツが上下 に行き過ぎた場合やファンダメンタルズ(基礎的諸条件)に見合わな い動きを見せた時に限って」介入すると説明した。

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