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金融危機下でも豪中銀総裁の報酬アップ-基本給がFRB議長の4倍

オーストラリア準備銀行(RBA、 中央銀行)のスティーブンス総裁は、世界的な金融危機のさなかに報 酬が23万4000豪ドル(現在のレートで約2060万円)引き上げられ、 世界で最も高額報酬を得た中銀総裁の1人となった。

ブルームバーグ・ニュースが情報公開法に基づいて要請し入手し た豪中銀と財務省の往復書簡によれば、同総裁の報酬増額はプライス ウォーターハウスクーパースによる審査と業績反映型ボーナスの終了 を受けて同中銀理事会が2008年10月に同意した。

スティーブンス総裁の10年の報酬総額は105万豪ドルで、基本 給は80万5000豪ドルと、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁 の基本給を61%上回り、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB) 議長の4倍だった。09年9月のグローバル・ファイナンス誌の調査で は、スティーブンス総裁は1930年代以降最悪の金融危機の局面で自 国経済のかじ取り能力が最高の「A」と評価された世界の中銀総裁7 人の1人だった。

オーストラリアは世界的なリセッションを回避した数少ない国の 一つで、スティーブンス総裁は政策金利を一時は50年ぶりの低水準 の3%に引き下げた。ブルームバーグ・ニュースは21日、豪中銀と 豪財務省に往復書簡に関して取材したが、報道官はいずれもコメント を控えた。

ECBが3月に公表した年次報告によると、トリシェ総裁の昨年 の給与は36万7863ユーロ(約4385万円)で、前年より2%余り増 えた。バーナンキFRB議長は19万9700米ドル(約1634万円)。 日本銀行の白川方明総裁の3月末までの1年間の給与は3440万円で、 前年比で1.5%減少した。

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