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新光電工など半導体関連株買われる、米インテル好決算受け業績期待

半導体関連銘柄が軒並み上昇。日 本時間20日早朝に発表された米半導体大手のインテルの好決算を受 け、同社と取引のあるメーカーを中心に、今後の業績押し上げを見込 む買いが優勢となった。

ICパッケージを手掛ける新光電気工業の株価は一時、前日比 8%高の850円まで上昇。イビデンも7.2%高の2590円まで買われ、 ともに東証1部上昇率上位に並んだ。このほか、関連需要の拡大を見 込む格好で、半導体製造装置の大日本スクリーン製造、ディスコ、東 京エレクトロンなども高い。

インテルの発表によると、2011年1-3月期の純利益は前年同期 比29%増の31億6000万ドルだった。前年同期は24億4000万ドル。 ブルームバーグ・データによると、アナリスト予想の平均値は26億 2063万ドルで、発表値はこれを大幅に上回った。4-6月期の売上高 予想は128億ドルから上下5億ドルの範囲内と、ブルームバーグが集 計したアナリスト予想平均の119億ドルを上回った、

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の内野晃彦シニアアナリス トは、インテルの1-3月期の好決算や、4-6月期の売上高予想が 市場予想を上回った点について、同社の「サプライチェーンがしっか りしていることが分かる」と指摘した。これを受け、同社にICパッ ケージなどを供給しているイビデンや新光電気工業などの銘柄の好業 績を期待した買いが入った、と同氏は言う。ただ、インテルが供給す る「PC業界全体のサプライチェーンがしっかりしているかどうかは、 決算からは分からない」と指摘した。

米アップルのタブレット型コンピューター「iPad(アイパッ ド)」など携帯端末の人気が高まる中、インテル製半導体を搭載したサ ーバーで提供されるオンラインサービスの需要が増加しており、イン テルもその恩恵を受けている。前四半期はPC販売が不振だったが、 インテルはマイクロプロセッサー市場で80%のシェアを握るため、企 業によるサーバーやPCの更新が同社売り上げに追い風となっている。

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