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米発電のNRG、東芝との原子力合弁への投資中止-評価損計上へ

独立系発電会社で米最大手のNR Gエナジーは19日、米テキサス州で原子炉2基を建設する東芝との合 弁事業に今後投資しない方針を表明した。日本で発生した原子力発電 所事故に伴う事業の将来性低下を理由に挙げている。また、これまで の投資分を評価損として処理することも明らかにした。

NRGの発表文によれば、同社は東芝との原子力合弁事業で1- 3月(第1四半期)決算に税引き前で約4億8100万ドル(約400億円) の評価損を計上する。NRGが投資を中止するのはサウス・テキサス・ プロジェクト(STP)の3、4号機建設。同プロジェクトでは一部 のエンジニアリング作業が先月停止されたが、東芝は3、4号機の建 設許可取得に向け投資を継続する見通しだという。

NRGのデービッド・クレーン最高経営責任者(CEO)は発表 文で、「日本で起きた悲劇的な原発事故は、米国の新規原子力開発にお いてさまざまな不確実性をもらし、STPの3、4号機建設が計画通 り進む可能性を著しく低下させた」と説明した。

NRGと東芝が共同出資する事業開発会社、ニュークリア・イノ ベーション・ノースアメリカ(NINA)は、ヒューストンの南約130 キロに原子炉2基の建設を計画。出資比率はNRGが88%、東芝が 12%。クレーンCEOは、建設コストは約100億ドルになるとの見通 しを示していた。

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