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仏アレバCEO:原発事故、短期的に業績に影響も-中長期戦略維持へ

フランスの原子力機器・サービス 企業、アレバのアンヌ・ロベルジョン最高経営責任者(CEO)は、 同社の業績が短期的に、福島第一原子力発電所事故の影響を受ける可 能性があるとの見方を明らかにした。

同CEOは19日、東京で記者会見し、中・長期戦略の変更は予想 していないと発言した。アレバは、福島第一原発の敷地内に汚染水の 放射性物質の濃度を下げるシステムを設置し、汚染水を処理した後に 冷却水として再利用する計画だ。

アレバの昨年の日本での売上高は全体の7%を占めた。日本では 主に東京電力などへの核燃料販売を行っている。

ロベルジョンCEOは「原発事故のため、短期的な影響が生じる 可能性がある」と述べた上で、「当分の間、東京電力に核燃料を供給で きない」のも影響の一つだと語った。

同CEOは、「ファンダメンタルズ(需給関係)が変わっていない 以上、原子力は将来も引き続き重要となる」と指摘。「発電能力が高く、 二酸化炭素(CO2)を排出せず、コスト競争力があり、エネルギー自 給を確保できる」と述べた。

アレバは3月30日に、2011、12年の業績目標を撤回。「日本での 出来事により財務見通しを立てた時点から状況が変わった」ため、こ の予想は「もはや適切ではなくなった」と説明した。

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