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スペイン国債入札:10年債と13年債で計34億ユーロ発行-需要堅調

スペイン政府は20日に国債入札を 実施し、10年債と13年債計34億ユーロ(約4100億円)を発行した。 ギリシャの債務再編観測がくすぶっているものの、入札での需要は堅 調だった。

政府によると、10年債24億9000万ユーロの平均落札利回りは

5.472%。前回の3月17日の入札では5.162%だった。8億8500万ユ ーロの13年債(2024年1月31日償還)の利回りは5.667%。

10年債の応札倍率は2.1倍と、前回の1.81倍を上回った。13年 債も2.27倍の需要があった。この日の発行予定最高額は計35億ユー ロだった。

スペインはユーロ圏の他の高債務国からの差別化を図っている。 サルガド財務相は19日、同国の借り入れコスト上昇に対し、経済のフ ァンダメンタルズ(基礎的諸条件)が前週から変わったわけではない と反論、政府は赤字削減と貯蓄銀行の資本増強に取り組み続けると重 ねて表明した。

クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメン ト・バンクのストラテジスト、オーランド・グリーン氏はこの日の入 札について、「難なくこなしたので、幾分ほっとした」と話した。スペ イン「当局は持続可能な状態に向かっていると市場に納得させるため、 できるだけのことをしている」と評価した。

入札前の流通市場での10年債利回りは5.516%だったが、入札後 に5.464%まで下がった。ユーロもドルに対して1.2%高となった。

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