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米ゴールドマン株が下落-収益持続性に懸念、1-3月期決算受け

【記者:Christine Harper】

4月19日(ブルームバーグ):19日のニューヨーク株式市場で、米 投資銀行ゴールドマン・サックス・グループの株価が下落した。1- 3月(第1四半期)決算で前年同期比21%減益となったことに加え、 予測しにくい投資利益に頼って市場予想を上回る業績を上げたとアナ リストらが指摘したことが手掛かり。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)でゴールドマンの株価は前 日比1.92ドル(1.3%)安の151.86ドルで終了。終値ベースで昨年10 月15日以来の安値を記録した。同社がこの日発表した決算によると、 純利益は27億4000万ドル(約2260億円)だった。

ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は、1-3 月期収入の79%を同社の自己資金によるトレーディング・投資で得た。 収入の23%を占める投資・融資分野は、業績が市場動向に左右される 上に、当局が規制を強化する恐れがあるため頼りにならないと、一部 のアナリストや投資家はみている。

アトランティック・エクイティーズのアナリスト、リチャード・ ステート氏(ロンドン在勤)は1-3月期利益について「予想を上回 った分の多くは、予想を上回る投資利益によってもたらされた。ただ、 投資利益は不安定で、次の四半期に簡単に急減する恐れがある」とし 「新規制の下でゴールドマンがどれだけ自己売買取引と投資を行える のかは、まだはっきりしていない」と述べた。

1-3月期の1株利益は、バークシャー・ハサウェイへの優先株 配当支払いのコストを含めたベースで1.56ドルと、前年同期の5.59 ドルから減少。ただ、ブルームバーグがまとめたアナリスト16人の予 想平均の81セントは上回った。

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