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欧州債:ギリシャ2年債利回り上昇、過去最高-ドイツ債にも売り

欧州債市場ではギリシャ2年債 利回りがユーロ導入以来の最高を記録した。調達コストが上昇する 中、ギリシャが債務再編を余儀なくされるとの観測が強まった。

ドイツ国債も下落した。この日発表された経済指標でユーロ圏 のサービス業と製造業の生産活動が4月に予想に反して拡大した ことが示され、利上げ観測が高まったのが背景。

ギリシャ政府はこの日、13週物証券を入札し、16億2500万 ユーロを前回入札を上回る金利で調達した。ギリシャ2年債利回り は18日に初めて20%を突破していた。ポルトガル2年債利回りは この日上昇し、少なくとも15年ぶりの高水準を付けた。

クレディ・アグリコルCIB(ロンドン)の資本市場戦略担当 副ディレクター、オーランド・グリーン氏は、「ギリシャがこうし た特定の障害を乗り越えることができたという事実はやや安心で きる材料となるだろう」と述べた上で、「流動性をめぐる懸念が依 然としてある。センチメントは改善しておらず、まだ困難を脱して いない」と続けた。

ギリシャ2年債利回りは一時20.67%に達し、ブルームバーグ がデータ集計を開始した1998年以来の最高を記録した。ロンドン 時間午後4時16分現在は前日比29ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)上昇の20.62%。同国債(表面利率4.6%、2013 年償還)価格は0.22ポイント下げ75.03。ギリシャ10年債利回 りは7bp低下の14.48%。入札前には14.66%まで上げ、ユー ロ導入以来の高水準を付けた。

ギリシャがこの日実施した証券入札の利回りは4.10%と、2 月15日の前回入札の3.85%を上回った。応札倍率は3.45倍(前 回は5.08倍)。

ポルトガル2年債は5営業日続落。同利回りは少なくとも 1996年以来の高水準となる10.26%に上昇した。

独10年債利回りは前日比3bp上昇の3.28%。一時は

3.225%まで下げ、3月24日以来の最低となった。独2年債利回 りは6bp上昇し1.79%。先月25日以来の低水準となる1.716% まで下げる場面もあった。

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