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米国富裕層、財産話では子供らに黙り込む-遺産は勤労意欲削ぐと親心

米国人富裕層のうち、子供に遺産 を残すことが重要だと考えている人は半分に満たないことが、米銀バン ク・オブ・アメリカ(BOA)の資産管理部門USトラストの調査で分 かった。

USトラストのキース・バンクス社長は、調査結果は「多くのベ ビーブーマー世代の考え方を反映している」と指摘。「より長い余生に 期待を寄せ、一番、関心があるのは『苦労して手にした富を楽しんで使 っているか』ということだろう」と説明した。

調査対象となった、300万ドル(約2億4700万円)以上の資産を 持つ個人457人のうち、子孫に相続することが非常に重要だと答えた のは約49%にとどまった。BOAの広報担当、ローレン・サンブロッ ト氏は、この結果から、回答者の約半数が遺産分与について遺言などで 意思表示をなぜ行っていないか説明できるかもしれないと述べた。US トラストの顧客のほとんどは300万ドル超の投資可能資産を保有して いる。

回答者の約67%は子供たちに資産の全容を明かしておらず、15% は家族の資産について全く伝えていない。バンクス社長は、「子供たち が資産内容を完全に把握していれば、彼らの職業人生における勤労意欲 に影響を与えかねないことを心配しているのだ」と説明した。

調査はフェニックス・マーケティング・インターナショナルに委 託し、1-2月にインターネットで行われた。調査対象者の平均年齢は 61歳。

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