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3月の米住宅着工件数は増加か、前月の大幅減少は補えず-BN調査

3月の米住宅着工件数は増加が見 込まれるものの、前月の減少分を補う伸び率ではなかったもようだ。 19日発表の経済指標では、米住宅建設業者がほぼ2年にわたって苦戦 を続ける状況があらためて示されるとエコノミストはみている。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、同日発表の3月 の住宅着工件数は前月比8.6%増の52万戸(年率、77社の予想中央 値)と予想される。2月には同22.5%減の47万9000戸と、ほぼ2 年ぶりの低水準に落ち込んでいた。減少幅は1984年以来最大。

IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、パトリック・ニ ューポート氏は「価値が低下した抵当物件が市場に多く、建設業者は 住宅を販売することも利益を上げることもできない」と説明。住宅着 工を「妨げているのは、住宅の差し押さえと価格の低下だ」と指摘し た。

米商務省は午前8時半(ワシントン時間)に3月の住宅着工件数 を発表する。予想レンジは47万5000戸-62万戸。

同時発表の3月の建設許可件数は前月比1.1%増の54万戸(年 率、58社の予想中央値)が見込まれる。2月は同5.2%減の53万4000 戸(改定値)だった。

全米不動産業者協会(NAR)が20日に発表する3月の中古住 宅販売件数は、前月比2.5%増の500万戸(年率換算、74社の予想 中央値)とみられている。中古住宅販売は市場の90%余りを占める。 抵当流れの物件の現金購入が増えており、中古住宅販売が新築住宅か ら市場シェアを奪っている。

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