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いすゞ株逆行高、新興国向け増で来期業績の回復期待-ドイツ証強気

いすゞ自動車株が一時、前日比3.1% 高の328円と4連騰。東証1部の輸送用機器株の9割近くが下落する 中、逆行高となった。東日本大震災によるサプライチェーン問題の影 響が解消すれば、新興国の需要増加によって2013年3月期(来期)に は業績が急回復するとの期待感が出ている。

ドイツ証券の北浦岳志アナリストは18日付で国内トラックセク ターの調査を開始し、いすゞと日野自動車の投資判断をともに「買い」 に設定した。いすゞはアジアとその他地域で事業を多角的に展開、同 証推定で海外関連事業が利益の7割超を占めているとし、新興国市場 における商用車需要の伸びの恩恵を最も大きく享受する、との見方を 示している。

さらに日野自に関しては、海外商用車市場の重要度が高い国内ト ラックメーカーとし、国内生産工場の再編によって海外でのさらなる 成長を享受できる体制が整うと評価する。

サプライチェーンの問題と電力不足を背景に、当面トラックメー カーの業績は苦戦を強いられる可能性は高いが、同証では今期下半期 までに生産は正常化するというシナリオを想定。同時に、今期落ち込 むと予想される営業利益は2社とも、来期には新興国効果から急回復 するだろうとみている。

日野自株は、前日比2.9%高の388円まで買われ反発した。

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