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七十七銀株が続落、震災で取引先の業況悪化-前期は最終赤字転落へ

宮城県を地盤とする地方銀行の七 十七銀行株が前日比2.7%安の364円まで続落。東日本大震災で取引先 が甚大な被害を受けたことを踏まえ、貸倒引当金の繰り入れなどで前期 (2011年3月期)決算は大幅な最終赤字に転落したもようと18日に発 表、売りが先行している。

会社側が示した前期決算速報によると、連結純損益は300億円の赤 字となったもようで、前回予想の150億円の黒字、前の期の実績の116 億円の黒字から大きく悪化する。今回の地震や津波で取引先の業況が悪 化したため、貸倒引当金として約550億円を新たに繰り入れる。従来1 株当たり3円50銭としていた期末配当は未定と改めた。

七十七銀自体も、店舗の損壊や浸水で被害が発生、現時点でも142 店中16店が営業を休止している。建て替えや大規模な修繕工事で約15 億円の固定資産関連の損失を前期決算で計上する。会社側はまた、金融 機能強化法に基づく公的資金注入の申請を検討することも発表した。

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