コンテンツにスキップする

ギリシャ:債務再編観測の拭えぬ中、19日に証券入札-クレジット市場

ギリシャ政府は19日、13週物証 券12億5000万ユーロ(約1470億円)の入札を実施する。債務再編が 必要になるとの観測の高まりで、同国債券の利回りがユーロ導入後の最 高水準に達する中での入札だ。

ギリシャの2年物国債利回りは18日に20%を超えた。同国政府は 債務再編を準備していることはないと公式に否定しているものの、投資 家の疑念は払拭(ふっしょく)されていない。ギリシャが前回13週物 証券の入札を実施したのは2月15日。その際の落札利回りは3.85% だった。同国10年債利回りは同日以降300ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)余り上昇している。

ラボバンク・インターナショナル(ロンドン)のシニア債券ストラ テジスト、リチャード・マクガイアー氏は、「相場の値動きは、火のな いところに煙は立たないという市場参加者の思いを示唆している」と指 摘。その上で、「コストは高くなりつつあるかもしれないが、ギリシャ はロールオーバー(借り換え)を続けるだろう」と述べた。

ギリシャ政府のペタロティス報道官は18日、同国が国際通貨基金 (IMF)と欧州連合(EU)に対してギリシャの全ての債券の償還期 限を延長するよう求めたとの一部報道を全面否定した。

ギリシャ10年物国債の同年限のドイツ国債に対する利回り上乗せ 幅(スプレッド)は18日、1999年のユーロ導入前以降で初めて1100 bpを突破した。CMAのデータによると、ギリシャ国債の保証コスト は101bp上昇し、過去最高の1256bpとなった。これは市場が、同 国が5年以内にデフォルト(債務不履行)に陥る確率を65.8%とみて いることを示す。

債務再編への懸念の高まりを受け、スペイン政府が18日実施した 入札では利回りが前回に比べて上昇した。12カ月物証券、35億ユーロ の平均落札利回りは2.77%。前回3月15日入札時は2.128%だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE