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フランスの銀行はユーロ圏でのデフォルトに耐え得る-仏中銀総裁

フランス銀行(中央銀行)のノワ イエ総裁は、ユーロ圏での国債のデフォルト(債務不履行)が発生し ても仏銀は耐え得るとの認識を明らかにした。ギリシャの国債利回り は、債務不履行懸念で過去最高水準に達している。

ノワイエ総裁は18日にニューヨークで講演し、「終末論的なシナ リオにおいてさえ、仏銀の中核的自己資本(Tier1)のごく一部 しか危険にさらされないだろう」と述べ、「他国でも、若干の違いはあ るが、同様の結果が当てはまる」との見方を示した。同総裁によると、 仏銀が保有する南欧諸国の国債はTier1資産合計の38%に相当し、 イタリア国債を除くと13%。

昨年1100億ユーロ(約13兆円)の救済受け入れを余儀なくされ たギリシャが債務再編に踏み切るとの観測が広がる中でのノワイエ総 裁の発言は、欧州主要国の銀行は債務危機に耐え得ると投資家を安心 させることを意図したものとみられる。ドイツの当局者2人が先週、 ギリシャの債務再編の可能性に言及して以来、ブルームバーグ欧州銀 行・金融サービス株指数は18日まで3営業日連続で下落した。

ギリシャ政府と国際通貨基金(IMF)は債務再編観測を否定し たものの、投資家は依然として懐疑的で、ギリシャの2年債利回りは 18日に20%と、ユーロ導入以降で最高の水準に達した。

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