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投資家ビッグス氏:米国株に依然強気-S&Pの格付け見通し下げ後も

2009年3月の底値圏で株式の買 いを本格化したことで知られる投資家バートン・ビッグス氏は18日、 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が同日に米国の格付け見 通しを引き下げた後も株価見通しになお強気であることを明らかにし た。

ヘッジファンドのトラクシス・パートナーズ(ニューヨーク)を 経営するビッグス氏は「買い越しの持ち高を変えたかといえば、それ ほどでもない」と発言。その上で「しかし先週末よりも不安になった かといえば、そうだとは思う」と語った。ブルームバーグテレビジョ ンの番組「ストリート・スマート」でキャロル・マッサー、マット・ ミラー両キャスターのインタビューに答えた。

ビッグス氏は先月、米国株について、東日本大震災を受けて下落 したが、2月に付けた年初来高値に向けて再び上昇する可能性が高い との見通しを示していた。S&P500種株価指数は年初来高値を

2.8%下回る水準。S&Pが財政赤字や債務の拡大を理由に、米国の 格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」に引き下げたのを受け、18 日の終値は前週末比1.1%安の1305.14となった。

ビッグス氏は「S&Pによる格付け見通し引き下げを受けてダウ 工業株平均とS&P500種、ナスダック指数が急落したことは、政治 家がきちんと行動しなければ悲惨な結果が待っているとの警告を直ち に発するものだ」と指摘。その上で「米政府には、痛みを伴うものの、 長期的には正しい対応をするシステムが備わっている」との見方を示 した。

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